ほめどころ

がうがう

般若湯

僧家で、酒のこと。

和歌山のお酒の銘でもあるけど、般若湯という呼び名はどの宗派の仏教やお寺でも割と一般的に使われるそう

特に禅系の寺院の門前には、「不許葷酒入山門」(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)とあって、酒を飲むことが激しくいましめられていましたが、薬として身体のために少しぐらい飲むのならよかろう、ということで、酒として飲むのではない、という意識から、「智恵のわきいずるお湯」という意味を持った「般若湯」という名をつけたのです。

『般若波羅蜜多』・『般若の面』などで知られてる『般若』というのは、単なる人間の知識や知恵ではなく、真実を見抜くさとりへの智恵ということです。
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