TED2みた
TED2みた
1と変わらずめちゃくちゃ下品だった。ビッグバンセオリーとかB級映画好きにめっちゃ受けそう。洋物ネットゲームで鍛えたスラング英会話術や豊富な罵倒語録の数々のおかげで、言ってることもけっこう理解できたし、逆に、それをそういう日本語訳するのか!って感心する場面もあった。
細かいところにいろんな映画のパロディや、ギークネタが仕込んであって、わかる人にはわかる「お!これな。」って楽しめる部分があって、1に引き続いていい演出されてると思った。
オープニングはすごく良い出来で、60年代ミュージカル風ラインダンスだった。たぶんこれもなにかのオマージュっぽいけど元ネタはわからなかった。
内容としては、tedくんは人なのか物なのかって裁判で争われて、人としての権利を勝ち取る流れを、黒人差別撤廃や奴隷解放と重ねて、ちょっと良いお話っぽく仕上げてた。そんな話の流れの中でも白人から黒人への、またその逆の罵倒後が普通に連発されててちょっとおもしろかった。黒人から白人への罵倒語としてwhiteniggerなんてものがあることを知った。ウィガー(wigger)って言うらしい。直訳だとニュアンスが異なるので、吹き替えでは、罵倒語的な意味を色濃く残して「白ニガ」って訳されてた。スーパーのレジうちの黒人から、社会的上位層風な白人への言葉なのでうまい訳だと思った。
TED側に付く弁護士がモーガンフリーマンってのもいいキャスティングだと思った。実生活でも黒人差別を無くす活動にけっこう関わってた気がする。
日本のTED2広報はなんかちょっとズれてて、かわいいクマさんの大冒険みたいな演出だった。それに騙されて来てしまったのか、隣に座ってた人、途中退席しちゃってた。かわいそうに。
TED1が好きな人は絶対見るべきだと思った。2ではさらに過激で下品な内容になってて、「らしさ」が出てた。
日本だと映画テッド2の広報は、モフモフフワフワのかわいらしいテディベアの大冒険みたいな感じだけど、ほんとは映画オタクやネットオタクのNERDBOYZのための映画ちゃうんかい!トイストーリーとちゃうねんで!!
— まさし (@nyoron0128) August 20, 2015
1作目は他映画や4chanネタを随所にちりばめて、わかる人にだけわかる笑い所みたいなのが多くて、Nerd特有の優越感をくすぐられ気持ちよくさせるいい構成だった。
— まさし (@nyoron0128) August 20, 2015
シールもらった
モフモフシールって書いてあるけど、シール自体はツルツルで、モフモフのテッドくんのシールってだけ